紙の月|DVD担当のオススメ映画シリーズPart.35

皆さんこんにちは。
映像担当のM.Kです。
たまには大人向けの邦画の話でも・・・ということで、「紙の月」という映画を取り上げてみたいと思います。
映画館で観た映画で、良い意味でずっしりと後に残る作品でした。

 

目次

  • 「紙の月」あらすじ
  • 宮沢りえの不思議な妖艶さがグッド!
  • まとめ

 

「紙の月」あらすじ

最初にざっとあらすじを紹介させていただくと、「今まで真面目だった女が男によって狂っていく」、ていう話です。

宮沢りえ演じる銀行員の梅澤梨花は夫と共に暮らす普通の女性。
夫婦仲は冷え切ってこそないものの、どこか渇いた関係になっている。
そんな時、梨花はひょんなことから顧客の老人の孫、光太と関係を持ってしまう。
光太はザックリ言うと典型的なダメ男で、借金もあった。
借金をどうにかする為、光太に満足してもらう為横領した金を貢ぎまくる梨花。
順調だった梨花の人生はあっという間にコロコロと転げ落ちていく。
って感じなんですね。
なんかポスターのほうには『最も美しい横領犯』みたいなこと書かれてますけど、そこはどうでもいいです。

そしてこの映画。
面白いか面白くないかで言うと、別に面白くはないです。
監督がエンタメ性の強い映画を作る方では無いので、どうしてもこんな感じになるんですよね。
原作小説でもそんな感じでしたし。

でも何がオススメなのかっていうとですね・・・。
『一人の真面目で純粋(そうに見える)人間があっという間に転落していく』様子を残酷なまでに克明に描いたというのが肝なんじゃないんでしょうか。

 

宮沢りえの不思議な妖艶さがグッド!

この映画、なんと言っても宮沢りえ演じる梅澤梨花が素晴らしかったです。
ちょっと枯れてて、なんというか不思議な妖艶さがあるし、彼女の過去にまつわるエピソードも非常にそのキャラクター性を濃くしていました。
あらすじの部分で『悪い男に引っかかってボロボロになる女の話』みたいなニュアンスで書きましたが、合っているような合っていないような感じです。
この梨花という女性は真面目そうに見えて(いや、実際真面目ではあるとは思うのですが)なんていうか歪みを抱えているんですね。

相手に奉仕をする事で自分の価値を認識できる、みたいな価値観を持っていて、しかも、その価値観を実感できるならもうなんでもやってしまうわけです。
どう考えたって異常です。
人は誰かに身を捧げるためにいるわけじゃないですからね。
人へ奉仕することが手段ではなく目的になっている女性なんです。
まぁ元から彼女はちょっとおかしくて、そこへたまたま道を踏み外す要素が揃ってしまったんじゃないのかなぁと思います。

もちろん、梨花以外にもちょっとおかしいなって思えるようなキャラクターが登場するので、そういう物語ではなく登場人物に注目してみるのも面白いと思います。
また、エピローグでのシーンは非常に印象に残るものになっていますので、是非見てください。

 

まとめ

ということで今回は『紙の月』を紹介させていただきました。
観ていて爽快感があって、感動するような映画ではありませんが、なかなか味わい深いものになっていますので、是非視聴なさってはいかがでしょうか。
前半で挟まれるベッドシーンがやけにエロかった。

以上、映像担当のM.Kでした。

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